こんにちは、管理栄養士ブロガーのヒラノタカユキ(@Green_Takayuki)です。
このブログでは、栄養学のノウハウを解説しています。

今回は以上のような、オリーブオイルに関する疑問にお答えします。
この記事の内容
- オリーブオイルの種類
- オリーブオイルの基準
品質の優れたオイル
オメガ9系の油として代表的なオリーブオイルには、一部に「エクストラバージン」と呼ばれるオリーブオイルがあります。
一般的にオリーブオイルには「エクストラバージン」と「オリーブオイル」と呼ばれるものがあります。
原料のオリーブの実を搾ってろ過しただけの生オイルがまず作られ、その中でも特に品質のいいものがエクストラバージンと呼ばれます。
そして残ったオイルは脱酸や脱臭などの精製をして普通のオリーブオイルとなります。
エクストラバージンは上質なオイルでフレッシュな分、風味や味わいに優れているというわけです。
ただ、エクストラバージンも普通のオリーブオイルも、成分となる脂肪酸はどちらも同じです。
脂質を摂取するという意味では、どちらも違いはありません。
国際基準ではエクストラバージンを名乗るためにはとても厳しい基準があるのですが、日本では独自の基準でエクストラバージンオリーブオイルを認めています。
そのため、国際的には基準未満のものでも日本ではエクストラバージンとして売られているのが実情です。
本物のエクストラバージンオリーブオイルを味わいたいなら、国際基準を満たしているかどうか確認してから購入するようにしましょう。
おすすめ!エクストラバージンオリーブオイル
美味しいエクストラバージンオリーブオイルと口コミをご紹介します!
生食用に購入。飲めるくらい質の良いオリーブオイルを探していた中で見つけました。上質なオリーブオイルの中ではコスパが良いと思います。
サラダやパンによく合うオリーブオイルで、青み臭さはありません。ピリッと感も控えめです。
毎朝、野菜ジュースにドルチェのオリーブオイルを大さじ二杯入れて飲んでいます。
癖がなくどんな料理にも合うので気に入っています。
野菜サラダにかけても、主張しすぎない軽やかな味わいがとても好きです。すっきり軽くオリーブの味わいが気に入りました。あまりオイリーな物が苦手な方にはとても良いと思います。
まとめ
オリーブオイルの種類
エクストラバージンオリーブオイル
- 高価格
- 風味豊か
- ポリフェノールなども含まれる
- 熱すると風味が損なわれる
オリーブオイル
- リーズナブル
- 無味無臭に近い
- 不純物はほぼ取り除かれている
- 熱すると風味が損なわれる
世界基準と日本基準の違い
世界基準のエクストラバージンオリーブオイル
- 酸度0.8以下
- 専門テスターによる官能評価をクリア
日本基準のエクストラバージンオリーブオイル
- 酸度1.0以下
エクストラバージンの判定には酸度という基準が用いられます。これはオイルの酸化=劣化度合いを表す数値になります。
国際基準ではこれに加えてテイスティングの審査もありますが、日本ではそこまで基準が厳しくないため、本物とは言えないエクストラバージンオリーブオイルが多く出回っているのが現状です。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!